鎌倉彫についてABOUT KAMAKURABORI

鎌倉彫について

鎌倉彫が作られるようになったのは、今から800年程前、源頼朝が鎌倉に幕府を開いてからのことです。
武家政治の中心となった鎌倉は、中国の宋から伝えられた禅宗が広まり、建長寺・円覚寺をはじめとする禅宗寺院が数多く建てられました。それとともに禅僧による中国との交流も深まり、たくさんの文物が入ってきます。そのなかに堆朱・堆黒と呼ばれる、漆を何度も塗り重ねて厚い層とし、その漆の層に彫刻を施した彫漆工芸品がありました。当時の仏師や宮大工たちは、これと同じようなものを作ろうとして、木に直接文様を彫刻してから漆を塗る方法を考えました。これが鎌倉彫のはじまりです。